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Greeting

実行委員長あいさつ

2001年度から始まった「パラソルギャラリー」は、今年18周年を迎えることになります。この催しは、市民・行政・大学が連携し、実際に街に出て賑わいづくりの実験を行うことにより、都市景観に対する市民意識を高め、市民参加を促進する目的で行われるものです。

パラソルギャラリーの当初(平成12年度)、市民団体・地元経済団体の代表、千葉市、千葉大学等が参加した都市景観市民フェスタ実行委員会が組織され、企画段階から市民が参加する一企画として開催されました。その運営は主に行政の補助金に頼れましたが、平成22年度に市の財政危機によって補助金も打ち切られ、開催も危ぶまれました。しかし、市民自ら出展料を出す運営形態に切り替え、また出展される市民も企画運営に加わり、市民・行政・大学が知恵を出し合い、現在まで長きにわたって続けられています。より豊かで楽しく活力に満ちた千葉市中心市街地を創るために挑戦は高く評価され、平成28年千葉市都市文化賞においては「グランプリ」を受賞しました。

目に映る街の背景には地域の歴史があり、人々の生活があります。人びとの営みが目に見え、五感で感じることができれば地域の文化となります。パラソルギャラリーは、市民の皆さんとともに、地域の文化を着実に創り上げてきました。今後、「パラソルギャラリー」が多くの市民の方々が参加され、市民の皆さんに支えられ、一緒に地域の文化を創っていくことを心より期待しております。

パラソルギャラリー実行委員長 郭 東潤

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